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偶像少女【アイドルマスター】 vol.8


 ――ぶっちゃけ美希は可愛い。
 お人形と間違われるような容姿、モデル顔負けのスタイル、そして天然故の小悪魔的性格。
 それに福音がある。芸能界というところに入るのも夢ではないだろう。
 いや、むしろそのための福音なのかもしれない。
 少なくとも、うだつのあがらない兄と一緒にぐだぐだとやっているべきではない。
 街中で何回もスカウトに遭っていると言うくらいなのだが、本人は興味がないの一点張り。

 本当にもったいない。
 例えばだが、さっき美希が言っていた如月と、美希が一緒に歌ってるのを聴いてみたいくらいだ。
 きっと良いハーモニーを奏でるだろう。

「あふぅー、ごちそうさまなの」
『次のニュースです。現在巷で評判になっている聖歌星唱(サードスター)の三人が、携帯電話で通話しながら運転していた警察官を現行犯逮』
 プツッ。
 ――ちょっと気になった。
「お兄ちゃん、そろそろ準備しないといけない時間なの」
 美希に言われて携帯の時計を見る。
「お、そうだな」
 確かにそろそろ準備しないと間に合わないかもな。
 おにぎりの残りをお茶と一緒に流し込み、急いで使った食器を洗う。
 水を流しっぱなしのまま、スポンジにたっぷりと洗剤をかけては食器を磨く。
 水道代が気にはなるが、こうしないと汚れが落ちた気がしないのだから仕方ない。
「そうだ。今日社員の人と話して遅くなるかもしれないから、先に寝てていいぞ」
 はーいという返事を聞きながら、きゅっきゅと指先でお皿の汚れを確かめる。
 うん。ピカピカだ。今日も良いことありそうだ――

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